【福豆ライン事業】ストレスチェック実施しています

ゆどうふでは4月より「福豆ライン」というコロナ対策の活動を実施しています。

その中で今回はオンラインでのストレスチェックについてご紹介したいと思います。

ストレスという言葉をはじめて用いたのはカナダの生理学者セリエです。

彼は生体が外部から何らかの緊張(ストレッサー)を強いられたとき、これらの刺激に適応しようとして生体に一定の反応が起こることを発見し、これを「適応症候群」としました。

適応症候群は大きく以下の3期に分けることができます。

・警告反応期は、ストレッサーによる身体の緊急反応の時期です。

これはショック相(ショックに対して適応できていない段階)、抗ショック相(ショックによる生体防衛反応が高度に現れる段階)にわけられます。

・次に適応反応は抵抗期に入ります。

この時期は持続するストレッサーと抵抗力とが一定のバランスをとり、生体防衛反応が完成される時期です。

しかし、エネルギーが消耗すると、適応力が徐々に低下していきます。

・疲はい期では、適応エネルギーの消耗からストレッサーと抵抗力のバランスが崩れ、再びショック相に似た兆候を示すことになります。

心身の機能低下が起こり、ついには死に至ることになります。

ストレスは、ストレッサーの大きさだけでなく、個人がおかれている条件にも関係しています。

条件とは、その人のもともとの“性格”や、その人自身がおかれている状況や環境などの要素が、相互に絡み合っていると考えられます。

ストレスを受けやすい性格は以下の4タイプがあげられます。

・神経質なタイプ。

何事にも熱心で、負けず嫌いなタイプ。完璧を目指し、いつも忙しくしていないと物足りない。

寛容さがなく、短気で怒りっぽい。

・感情を抑えてしまうタイプ。

感情表現が苦手で、自分の本当の気持ちに無自覚なまま、いろいろなことを引き受けてしまうタイプ。

・いい人(世話焼き)タイプ。

人付き合いで常に気を配るタイプ。世話好きで、自分よりも周囲や会社のことなどを優先しがち。

・内向的なタイプ。

内向的で、細かいことを時間をかけて考えるタイプ。

特に自分の欠点や、できていないことに注意が向きやすい。

自分自身の問題にとらわれるあまり、よけいに苦悩が深まり、思考の悪循環にはまりやすい。

ストレスチェックでは、まず簡単なシートを使って、ご自身の感じているストレスの大きさと維持できている活動性について数値化していきます。
ストレスは自分だとどのくらいかかっているか判別が難しいものです。

その意味でも数値という形で客観的に把握する意味はあると思います。

その後面談にて、テスト結果をお伝えし、お一人お一人のストレス(性格、環境、状況)について分析を進めることで自己理解を深めていきます。

ストレスチェックは一度受けるだけでなく、継続的に受けることでストレスがどのように変化しているかの経過を把握することもできます。

ストレスチェックに要する時間ですが、検査はガイダンス含め40分、面談は約60分となります。

料金は検査、面談各1回セットで6,000円です。

リモートワークや在宅中心の生活を送る中で、ご自身のストレスとうまく付き合うのはとても大事なことだと思います。

よろしければぜひご利用ください(お申し込みはホームページ、メールにて承ります)。

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