代表挨拶

代表挨拶

 21世紀に入り、社会的ひきこもりという現象が社会の課題として認知され、国、各自治体も就労支援をはじめ、本人およびご家族に対する様々な施策に取り組みつつありますが、まだまだ十分とはいえません。

 ひきこもりという現象の難しさは、その個別性、多様性にあると思います。マクロの視点で包括的な施策を打ち出しても、本人やご家族それぞれの希望に合致した形に中々なりにくい。またそのような施策が、一番届けたいはずの当人まで届きにくいという独自の課題もあります。まず現状において、1日を安心して過ごすためには、NPOのような民間レベルの支援団体の働きも必要です。

 私たちゆどうふは、すべての人がさまざまな形での自己表現を通して他者・世界と交渉できるようになることを目指します。同時に一人ひとりがその歩み=自分の人生として受け入れられるような、豊かな社会作りを目指します。

 長く続いた終身雇用、年功序列の習慣が終わり、これから一人ひとりが自身の主体的な選択を求められる時代が到来します。

 自分自身の選択に自由と責任とをもって向き合うー大変なことですが、それは人生の喜びであり、醍醐味であると思います。

 縁あって同時代に生を受けた者同士、ともに歩んでいきましょう。

 皆様どうぞ宜しくお願い申し上げます。

平成 27年 3月
特定非営利活動法人 ゆどうふ
理事長 辻岡 秀夫

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